秋山はるさんのマンガ「オクターヴ」 1巻、2巻 私的感想

アニメ/マンガ等

 Kindle版の1、2巻が無料だったので、2巻までの感想を簡単に。
 なお、本記事では特定、不特定を問わず、「同性愛者」等の方々に対する差別、偏見、排斥、批判の意図は一切ございません。また、作品を貶したり批判したりする意図は一切ございません。

 本作の主人公は(少なくとも2巻時点で)男性を大層嫌悪している。だから自らの境遇をより理解してくれ、かつ同性である女性に安息を求めたと読める。
 これは同性愛作品というよりもっと進歩的かなと。ブルジョワとプロレタリア、マジョリティとマイノリティ、男と女との分裂を画策してきた共産主義。一方で二者の不分別な交わりを扇動してきたのも共産主義である。まさにマッチポンプ。本作では、意図したものではないと思うが、その一端を垣間見ることができる。
 しかし主人公の嫌厭の原因は間違いなく男にあり、この点では特に現代の男が恥じ入るべき点ではある。相当な恨み、悲しみも、当人かそれ以上の苦痛を味わった者にしか分からないだろう。

 以上、あくまでも2巻までを読んだ感想でした。タダで読ませて貰っておきながら申し訳ありません……。